羽越線の臨時タブレット閉塞
 平成12年12月19日、羽越本線村上−間島間で護岸壁損壊により海側にあった架線柱が倒壊、下り線が使用不能となった。

 幸い上り線はトンネルの中のため影響がなく、翌20日から指導通信式による代用閉塞を行い優等列車の運転を確保、普通列車はバス代行とした。

 その後復旧まで時間がかかることを見越して、安全性確保等の理由により代用閉塞を取り止めタブレット閉塞式を採用、1月9日より実施し普通列車そして貨物列車の運転が再開され、2月5日13時以降の下り列車より通常に復した。

 一時的とは言えタブレット閉塞式が正式の閉塞方式とされたため、運転通告券は不要となり、運転士時刻表には村上−間島間に白抜きの赤丸(第1種)が表示され、タブレット閉塞区間入口の信号機には「通票携帯標」が設置された。

 なお、閉塞器は予備品、キャリアは只見線からの借り入れでは間に合わず、花輪線で使われていたものも使用された。

 信号は駅扱い、上り線を通って間島の2番ホームに入線する下り列車に対してはポイントを現場にて専任者(4名)が駅本屋と無線連絡を取りつつ転換。出発進行現示はタブレット授受ののち同じく無線で駅本屋と連絡を取ってから行っていた。1番線は不使用。3番線が上り本線。

EF81とタブレット
 間島駅に到着した下り貨物。乗務員用ドアからタブレットの受渡し。

特急とタブレット
 特急『いなほ』とタブレット。編成を入れると授受シーンはこの程度にしか撮れなかった。運転士の手は前から見えないのである。

  特急とタブレット2

 このように横から撮ることは出来た。特急と言えば一応特急車両だが、国鉄特急色でもないしあまり面白くない。『白鳥』で同じ撮り方をすべきだった。まあ、普通列車のキハ47よりはマシか。


 上り列車到着。


 下り列車に出発指示合図を出す。

EF81とタブレット2

 初期型EF81は見た限り皆更新車で白帯が入っていた。

EF81とタブレット3


 かなり見えにくいが、まずタブレットそれから回送のキャリア3本を渡す。

通票携帯標
 村上駅の通票携帯標。1番線の入換え信号機にも設置しているところに注目。通常は下り列車の発車はないが、代用手信号での出発のため?