美濃町線の楽しき通票扱い(廃止前最終版)

 ご注意:このページは非自動閉塞上級者向けです。細かい補足がないので、通票式をよく理解できていないと楽しめませんので悪しからず。非自動区間が長かった頃のことは写真集に書いてあります。



 通票式閉塞区間(廃止前) 下芥見 △ 白金 ○ 赤土坂 □ 新関 ○ 関

 写真集出版前に通票式の区間が短くなったが、相変わらず減便などに関して特別の取扱いがあった。日付がないが、当時の撮影用メモ書きから振り返ってみよう(新岐阜行き、岐阜行きはメモなので適当)。掲載に当たって若干加筆した部分があるが、記憶が遠く、正しく書けているかどうかに不安があるので要注意。


 通票の特別な取扱いに際しては、駅員もしくは添乗の保安員が行う。土佐電気鉄道ではその手間を省くため、運転通告券を使用している。

■夜間の取扱い■

 新関は4両で滞泊車両がいっぱいとなり、K222(市ノ坪行き回送上り最終電車)を運転する。

 K222(2101関行きと行違い)新関22:30発車。これには外勤助役が「乗務員立ち入り許可証」の腕章を巻いて添乗する。交換車両に通票を確認させるのが役目で正規の取扱い。

赤土坂  22:35 外勤助役、2111運転士から2枚受取り△○1枚見せ□。

下芥見  22:48 2211運転士に3枚△○□見せ。通票区間外持越し。

市ノ坪  23:10 駅長に3枚渡し、駅長は交換の2311新関行き下り最終23:13に3枚渡す。


 (メモにはK222新関2枚受取りとあったが、赤土坂交換なので記載ミスか)



■日中の取扱い■

 末期には、下芥見で9:52から14:51まで30分おきの運転となり、白金での通票交換がなくなった(下芥見 平日6:27から9:21まで交換。ただし6:39下りのみ交換なし…6:27下りは続行票で運転 保安員を下車させたか、日野橋まで持越しだったかは多分確認していない)。

 白金では、朝の最終交換の時に「保安取扱者」の白い腕章をつけて岐阜運輸部の運転士が新関から乗車してきて、下り関行き運転士から通票△を受取り、通票○を渡し、9:29出発。


 これが白金最後の(最終日)併合扱いシーン。


 続いて上り岐阜行き運転士に通票△を見せ、9:28続行票で出発させる。そのため、下芥見9:36(休日9:37)の上りは白金から続行票を掲出しての運転。「保安取扱者」は次の上りに通票△を渡し、添乗。下芥見で△と持越しの前区間の○のキャリアをバンド止めして、交換の下りに渡す(はずだが、下の写真では△しか見えない?)。


 併合運転開始前、保安取扱者が通票を持って下り電車の到着を待つ。


 午後は、下芥見14:51の上りで「保安取扱者」が下車し、下り運転士に通票○渡し、通票△を見せ、続行票で出発させる。次の15:07関行きに通票△を渡して、自らも新関へ戻る。



■平日朝の取扱い■

 新 関 5:40発 駅員、510運転士に1枚□見せ、2枚○△渡し。下芥見まで交換なし。

 下芥見 510運転士、下り回送K501に△○2枚渡し。


 新 関 6:36発 600車両の前にK600が通票取扱いのため先行発車(追従運転)。

 赤土坂 6:42  下芥見から2枚持ってきた下り601と交換のため、601運転士1枚○見せ。

 白 金 6:48  K600は600到着前に急いで入換えして下りホームに転線。これより681として客扱いするが、ほとんど客はなく、600から通票○を受取る。本来白金交換となる下りの車両が、下芥見で6:39岐阜行きと途中折り返しになるための措置。