もういちど!神岡鉄道
 平成18年11月30日の運転を最後に、神岡鉄道が廃線となった。

 車庫が途中の神岡鉱山前駅にあり、ここから猪谷方、奥飛騨温泉口方の両区間ともスタフ閉塞式という、全線スタフ閉塞式で、列車は運転系統が分離されていないため、「スタフ同士の交換」が行われていた。日本ではここだけであったが、見かけ上はタブレット交換となんら変わりはない。

 最後は通常見られない2連で運転され、屋根の外でスタフ交換が行われることから、前夜羽田を立ち、富山空港最終便に搭乗するため、最終列車は見送れずに日暮れ前まで撮影した。

 廃線ギリギリになって、飛騨市は観光鉄道として再生する方針に転換した。しかし復活の際は再び閉塞区間が2区間になるかどうかは分からない。「おくひだ2号」は部品取りにもならず解体処分らしい。できればトロッコ車両でも連結して、再び屋根の外でスタフ交換が見られればと願う。



 神岡鉱山前駅。とりあえず、このシーンを撮りに来た。オーソドックスに駅名板を入れて。朝降っていた雨はほぼやんでいた。待合室には点火自由のストーブが置かれており、暖を取れて助かった。



 これもふつうに。



 下り列車の屋根下渡し。暗すぎ。しかし、運転席横の窓が大きいので、高感度できっちり撮ればもっと良いカットも押さえられたと思う。過去撮影に成功していたかどうかは記憶にない。

 

 その屋根下の暗さを逆手にとって、こういうシルエットは撮れた。

終

  スタフを持って列車到着間際。列車が見える前はキャリアを肩にかけていて良く見えなかったので、このカットを。白線すらないプラットホーム!



 駅員が手に持っている紙は乗客に渡す時刻表。カメラを構えていた私にもくれた。この駅は運転扱いなので駅員と話す機会は少なかったが、最後まで乗客に親切であった。

 



 奥飛騨温泉口駅のホームには横断幕。広げて置きっぱなしの三脚が撮影に邪魔だった。このカットではテレビカメラのクルーと重なってひどくは目立っていない。




 さよならセレモニー対象列車の入線。セレモニーは人だかりで様子すら分からないような状況だったので、こちらに集中。



 折り返し時間の合間も。発車まで園児が見送った。